金属製固定避難はしご

固定式のメリット
● 最大20階相当まで対応。(義務設置の場合5階まで)
● アルミ合金製なので優れた耐蝕性。
● 固定式なので吊り下げ式よりも安定しています。

固定はしごはその規格省令で「常時使用可能の状態で防火対象物に固定されて使用されるものをいう」とされており、次の3つの形式が規定されています。
1)収納式 普段は横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際にこれを取り出して使用可能状態にすることができるもの。
2)折りたたみ式 固定はしごの下部を折りたたむことができる構造のもの。
3)伸縮式 固定はしごの下部を伸縮させることができる構造のもの。

これらのものは固定はしごが止めてある部分が容易にはずれないように保安装置を設けてあること、その保安装置を解除する動作を除き、2動作以内で使用可能の状態にすることができなければなりません。  上記以外では用語としては規定されていませんが、次のものもあります。
4)単一式  収納せず、設置してそのままの状態のもの。これはつり下げ式のはしごと異なり一度設置すると移動ができません。降下地点周辺には絶対にものを置かないでください。いずれのはしごも設置の際には足場等が必要です。詳しくはお問い合わせください。

ジョミー(収納式)

横桟を収納するタイプのアルミニウム合金製固定はしご。開閉レバーで横桟と副縦棒がせり出します。その後に避難者の手で副縦棒から安全柵棒を引き出します(開閉レバーの位置は横桟に合わせて30cm毎に設定可能)。 義務設置の場合、原則として5階までしか設置できません(最高有効長15m)。※4階以上の階には転落防止用のフープ等が必要です。自主設置の場合最大20階相当まで対応していますが有効長が15mを超える場合、国家検定の対象外となります。

アクタル(収納式)

横桟を収納するタイプのアルミニウム合金製固定はしご。建物側にある主縦棒のロックプレートを跳ね上げて横桟と副縦棒を引き出します。ジョミーと異なり安全柵棒はありません。ロックプレートの位置は上部または下部のいずれか1ヶ所のみです。 アクタルは一本物のはしごです。基本的にジョミーよりもコンパクトに設計・製造されています。
アルフィックス(単一式)

収納をしないタイプのアルミニウム合金製固定はしご。材質はジョミーやアクタルと同じですが、その設置条件に対する柔軟さ故に国家検定を取得しておりませんので義務設置の場合は所轄消防機関の了解を得た上で着工届に強度計算書を添付する必要があります。ユニット式なので他の固定はしごよりも組み立ては簡単。延長ジョイントを使うことでその長さはメートル単位で自由に設定できます。大抵の現場に対応可能。必要に応じて転落防止用のフープや踊り場を設けることもできます。